幻想遊園地 《Episode 3 ドキドキワクワク★マジックハウスへようこそ♪
メリー「情報はもらっといたほうがお得よ?エティ」
エリック「そうだぜ?ここでしっかりいかないとスピーディじゃねえぞ!」
エティ「それは関係ないでしょ。まぁいいよ。今いくから」
~~~サーカステント裏~~~
エティ「話ってなに?」
ライ「エティ。あの言葉は本当かい?」
エティ「…あの言葉?」
ライ「覚えてないのか?君が母の形見であるペンダントを握りしめながら言ってたことを」
エティ「…あぁ。あの時…ね。見てたのか。この覗き魔が」
~~~回想~~~
エティ「お母さん。私ね、こんなところにいて、寂しくなんかないのよ。
ここだったらお友達もずっと一緒にいてくれるの。
だからね…ここのルールには反するけど…でも、私は永遠を望んだの。代わりの人なんてこなくていい。
私は…ここにいたい」
~~~***~~~
エティ「本当だとしたらどうする気?メイリアに言いつけるの?」
ライ「…どうもしないさ。けど、…それをメイリアの前では絶対に言っちゃダメだ」
エティ「なぜ?」
ライ「君はまだ入ったばかりでなんも知らない。メイリアの恐ろしさも」
エティ「…」
ライ「いいかい、エティ。僕らは従うだけなんだ。それしかできない。
お客様が来てしまったということはそれはもう誰かとのわか…」
メイリア「エティ!探しましたよ!」
エティ「メイリア」
ライ「ちっ…邪魔しやがって…」
メイリア「ん?ライ、なにか言いましたか?」
ライ「いえ?なんも??聞き間違いじゃないですか?それよりも、エティになにか用事があったんじゃないですか?」
メイリア「その通り!彼女の心がティーパーティーに向かっているのでそろそろ迎えにあがる準備をしていただかないとと思いましてね」
エティ「やっと仕事か。わかった。すぐ向かうね」
メイリア「それでは、私はこれで!Good-Bye」
ライ「エティ」
エティ「まだなにかあるの?」
ライ「…いや、気を付けて」
エティ「…」
ライ「…このままじゃ本当に次の標的(ターゲット)は彼女だ…」
~~~マジックハウス~~~
イシュ「楽しかったぁ!!!鏡のところとかもう全然わかんなかったよ~」
レイル「リオル!リオル!!!楽しかったって!!わかんなかったって!!!」
リオル「聴きゃわかる」
レイル「楽しんでくれてありがとうっ!!!私もとっても楽しかったよ!!!」
イシュ「ホント!?」
レイル「うん!!」
リオル「次の案内人がこねぇな」
メイリア「あっれ!?エティはまだ来てなかったのですか!?」
イシュ「あ、メイリアさん」
メイリア「どうも、こんばんわ、マドマゼル。仕方ない。私が案内いたします。次はどこへ行かれますか?」
イシュ「う~ん…コーヒーカップってありますか?」
メイリア「もちろんですとも!ティーパーティーという名前ですが、ありますよぉ!では、向かわれましょうか」
イシュ「うん!ありがとう!」
メイリア「いえいえ。では、皆さんまた!」
レイル「はーい!!まったね~♪」
リオル「…」
メリー「お疲れ様、ふたりとも」
レイル「うん!」
リオル「まぁ、俺らだったら2人来なきゃしょうがないしな」
ライ「そうでもないよ」
メリー「そうよ?あなたたちの前はとある女性一人でマジックハウスをもっていたんだから」
レイル「そうだったんだ!!!驚きっ!!!!」
リオル「…へぇ」
エリック「よぉお前ら!!!」
リオル「…うるさいのがきた…」
エリック「それは心外だな!!!うるさいじゃねーよ!!!」
レイル「エリックはうるさくて速いのが好きな馬鹿じゃないの?」
エリック「レイルちゃん!?それは言い過ぎだと思わない!?」
レイル「思わないよ!!!キャハハハっ!!!」
エリック「ううっ…レイルちゃんひど…」
~~~メイリアside~~~
イシュ「あれはなに?」
メイリア「あれはスパイヤー・タワー。この遊園地で一番刺激が強いですかね。残念ながら、本日はお休みですが」
イシュ「そうなんだ」
メイリア「着きましたよ。ってこらエティ!!!」
エティ「遅いよ。待ちくたびれちゃった」
イシュ「えっと…彼女は?」
メイリア「彼女は新人でして…仕事をまだ把握してないのです…彼女はこのティーパーティーの管理人
エティです」
エティ「よろしく!イシュ!!」
イシュ「なぜ私の名前を?」
エティ「エリックから聞いたよ」
イシュ「な、なるほど…」
メイリア「では、エティ。あとは頼みましたよ?」
エティ「…はーい」
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